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DJ KEN(呉建恒)インタビュー~前編~
著者: ゆめたね子   
2010年03月 5日 05:28
台湾のラジオ・テレビで活躍し、日韓音楽のナビゲーターとして知られる有名DJ呉建恒(ケン・ウー)。“台湾音楽界のことや華流スターとの交流エピソードを教えて!”ということで、
インタビューをお願いしました。まずは前編からどうぞ!



Q:最初に、KENさんのプロフィールについてお伺いします。DJを始めたきっかけや、今までのキャリアについて教えてください。

今担当しているラジオは、中國廣播公司(中廣/BCC)の『娯樂E世代』という番組で、月曜から金曜まで毎日2時間DJをしている。そしてテレビはMTV台湾。月曜から金曜まで『日韓音樂瘋』という番組でVJをしていて、日韓の音楽・流行情報を紹介。日韓の芸能人が台湾に来ると、出演してくれます。

この仕事を始めたきっかけは、大学生の頃のアルバイト。ラジオ局でアルバイトをして番組作りに参加していたんだけど、DJになりたいな~と憧れていた。好きな音楽をかけて、最新情報を紹介するなんてカッコいいじゃない! でもなかなかチャンスがなくて、アシスタントとしてちょっとしたトークに参加する程度だった。だけどある日突然チャンスがやってきたんだよ。当時DJをしていた先輩が、タイトルがわからない曲について僕に質問したんだ。僕は毎日たくさんの音楽を聞いて情報をインプットしていたから、即答。それで「このバイトの子はすごい!」って認められ、DJのパートナーになって一緒にしゃべるようになった。それが僕のDJデビュー。当時はしゃべりはボランティアだったけどね(笑)。そのバイトをしていたのは、『娯樂E世代』放送局の中廣なんだ。

Q:音楽の知識は相当なものだったんですね! いつ頃から音楽に興味を持ちましたか?
僕の母はオペラ歌手で、教会などでよく歌っていた。だから母の影響で子供の頃から音楽に触れてきたよ。でも子供の頃はクラシック派で、中高生になってポップスを聞くようになった。

Q:日本語がお上手ですが、どうやって勉強しましたか?
DJの仕事を始めて、独り立ちするのに5年位かかった。その時“もし日本語が話せたら、もっと仕事の幅が広がる”と思い、学校に通って2年程勉強した。日本の芸能人が台湾に来ると会う機会はあっても、直接会話ができなくて悔しい思いをしたからね。コミュニケーションが取れるといいな、と思う気持ちで勉強を始めたんだよ。日本語が少ししゃべれるようになると、会って話ができるのはもちろん、電話やメールで連絡もできて友情が深まった。そうしている内に「KENは日本語ができて、日本の芸能人と交流がある」と知られるようになり、ステイタスが上がっていったよ。だから日本語を勉強したことは、いい選択だったと実感している。もっと上手になりたいし、韓国語も勉強したいと考えているんだ。言葉でのコミュニケーションは重要なこと。日本語がしゃべれなかった時と今とでは、仕事も生活も全く違う。毎日が楽しくなった。子供の頃から語学に興味があった僕は、今は中国語、台湾語、英語、広東語、タイ語、日本語が話せる。韓国語も少しね。

Q:台湾最大の音楽賞「金曲奨」の審査員も務めているそうですね。
そうだよ。1年間でリリースされる約400枚のアルバムを聴いて、採点する。その中から上位20作を決めて、会議を開いて審査するんだ。そして最後に投票。楽しいけれど、何度も審査するので大変な作業。台湾政府主催の金曲奨は公正な審査をする賞なので、審査員に選ばれることを光栄に思う。

Q:たくさんの華流スターと交流があると思いますが、エピソードなど聞かせてください。まずはF4から。
ジェリーは、付き合いの長い友達。10年位前、ジェリーがモデルだった頃からの友達なんだ。当時からもちろんすごくイケメンだった。その頃のジェリーはまだ仕事に恵まれていなくて、僕を始めとした友達全員でいろんな所に挨拶回りに連れて行った。まだ本名の「廖洋震」で活動していたので、僕は今でも本名や当時の愛称「阿震(アジェン)」って呼んでいるよ。モデル時代のジェリーは自信を持てずに悩んでいて、『流星花園~花より男子~』に出てやっと自信がついた、という状況だった。昔ジェリーは金曲奨のステージでトロフィーを運ぶ係をやっていたこともあり、レストランでバイトをしていたから、よく会いに行っていた。F4がブレイクしてジェリーは自信をつけて、精神的にも余裕が出てきたと思う。素顔は友達思いのいいヤツで、友達の家族が亡くなると遠い場所に駆け付けたりする。車を飛ばしたり、車で行けない所には電車を乗り継いで行くこともあって、友情を大切にするジェリーの心には感動させられた。時々バッシングのような記事が書かれることがあったけど、思ったことを表に出さないから誤解されるのだと思う。ジェリーはすごくシャイだから。初対面の人と気軽におしゃべりしたりするタイプではない。仕事上のメリットがある人を紹介すると言っても、遠慮する。でも今は大分社交的になったんじゃないかな(笑)。もっと自信を持って、年齢と共に貫禄をつけていったら、もっともっと魅力あるスターになると思う。最近は連絡することも減ったけど、共通の友達が多いので会う機会はあると思う。昔からの友人は、ざっくばらんに会話できる仲だから、友情は続くはずだよ。ジェリーのファンミーティングでは司会をやったこともあるし、舞台上で僕がフォローできることもあるから、またそういうチャンスがあるかもしれない。実は僕はジェリーの代表ドラマ、『ザ・ホスピタル』で共演もしているんだよ。手術中に倒れちゃう医者の役(笑)。ジェリーの紹介ではなくて、自分で希望して出演したんだけどね。

ヴィックは距離感がなくすぐに親しめる、フレンドリーな青年。温かな性格がよく伝わってくる。プライベートでは、家で過ごすことが多いと思うけどね。F4として突然人気が出てビッグアイドルになったから、自分の気持ちが追いつけず苦労したと思う。でも最近は変わったと思うし、素の自分を知って上手に表に出せるようになったんじゃないかな。歌もドラマも頑張って、『痞子英雄』というドラマに出会えたことで、実力派俳優に成長できた。F4の中で初めて金鐘賞の主演男優賞にノミネートされたわけだしね。残念ながら受賞できなかったけど、僕たちはヴィックの実力や努力を認めているよ。

昔F4が4人で活動していた頃、僕はよくイベント司会をしていた。最近はソロ活動をしている4人だけど、デビュー当時の様々な経験が活かされていると思うんだ。『流星花園』というドラマで有名になった4人は、演じた役のキャラクターを引きずっていて、今もそのイメージで見ている人がいるのかもしれない。でも普段のジェリーは御曹司の道明寺じゃなくて、原付バイクで台北を走り回っているような男だったよ(笑)。
デビュー当時はアイドルとして行動や発言がセーブされていたF4だけど、今は4人とも自分らしさを出せるようになった。ケンはマイペースで自分のスタイルをしっかり持っている。自分らしい生き方をすると思う。ヴァネスはやっぱりアメリカン。クリスチャンになって、生活をガラッと変えたようだね。元々個性の違う4人なので、一緒の活動は限界があると思うし、これからはもっと個々に活躍できると思う。F4のイメージを卒業して、どんどん成長してほしい。
~後編に続きます~

【DJ-KEN information】
オフィシャルブログ → http://www.wretch.cc/blog/iiovedjken

ラジオ番組:中廣(BCC)『娯樂E世代』がインターネットで聴けます!

月~金 台湾時間22:02~24:00 (日本時間23:02~25:00)
このURLを開いて「FM103 i like」Windows Media playerボタンをクリック
→ http://www.bcc.com.tw/prmcast.asp#

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