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映画『言えない秘密』グイ・ルンメイ舞台挨拶
著者: ゆめたね子   
2008年09月25日 22:59
現在公開中の映画『言えない秘密』でヒロインを演じたグイ・ルンメイが、昨年の東京国際映画祭以来10ヶ月ぶりに来日。8月24日、東京・新宿武蔵野館で舞台挨拶を行いました。


ルンメイ:
皆さん、こんにちは。グイ・ルンメイです。今日こうして皆さんにお会いすることができて嬉しいです。『言えない秘密』をご覧になった皆さんがどんな感想をお持ちになったかぜひ聞きたいです。

― 秘密を抱えたヒロインを、どのような想いで演じられましたか?
ルンメイ:今回は恋愛だけでなく、他の人たちは誰も私の声が聞こえない、話しかけても誰にも理解してもらえないという役だったので、その部分がとても辛いと思いました。そして時空を超えた時にしか好きな人に会えないという気持ちがとても心に残りました。

― 監督として、また共演者としてのジェイ・チョウさんの印象はいかがですか?
ルンメイ:今回ジェイと共演することができてとても嬉しかったです。彼はとてもすばらしい歌手ですが、今回は画面の中以外の彼の姿を見ることができました。ジェイはとても努力して今の成功を勝ち得た方で、自分の仕事に情熱を持っています。監督としてもとても聡明で、頭の中にストーリーをしっかりと映像として浮かべて監督していらっしゃいました。共演しておもしろかったのは、ジェイは監督しながら演じていますので、一緒に演じていると、突然「あ、カット!」と言うんです。ですから私は「あれ、私何かやったかしら?」と思ってしまうこともありました(笑)。

グイ・ルンメイ― ジェイ・チョウさんの他にも、撮影監督のリー・ピンピンさんや、アンソニー・ウォンさんとも共演されるなど、まさにプロと言える素晴らしい方々とお仕事をされたわけですが、全体的に見てどんな思い出が残りましたか?
ルンメイ:プロフェッショナルな方々とお仕事をすることができ、とてもいい機会をいただけたと思いました。プロの皆さんがそれぞれの持ち場でこの作品をいいものにしようとがんばった結果、こうした素晴らしい映画になったのだと思います。それとリー・ピンピンさんはとても有名なカメラマンなのですが、子供のような方で、映画のシーンと同じように私を背中から驚かしたりするのがおもしろかったです。


ここで現役女子大生で、モデルとして活躍中の椿姫彩菜がゲストとして登場。ルンメイに花束を贈呈しました。

― この映画を観た感想をお願いします。
椿姫:昨日この映画を観たのですが、興奮して全然眠れませんでした。皆さんも観終わったらわかると思うのですが、泣けるし、純情で一途な想いも思い出させてくれるし、プラスただの恋愛映画だけでは終わらないところがとても感動しまして、いまだにちょっと余韻が残っていて・・・で、今シャオユーさん(ルンメイ)がここにいると緊張します(笑)。

― 椿姫さんは『わたし、男子校出身です』というエッセイも出されていて人気の方ですが、グイ・ルンメイさん、お会いになってどんな印象をお持ちですか?
(会場からは笑いが起こる)
ルンメイ:とてもきれいな女性だと思います。とても可愛らしいです。

― 椿姫さん、ジェイ・チョウさんはいかがでしたか?
椿姫:正直、天は二物も三物も与えたな、と思いました。音楽もできて、演技もすごいし、脚本・監督もって、どんだけすごいんだろうって思っちゃって、私も一気に大ファンになっちゃったというか、感激しました。

― お二人(椿姫、ルンメイ)ともピアノを習っていらっしゃったんですよね。

椿姫:はい、そうなんです。実は私、大学はフランス文学部なんですが、ルンメイさんもフランス文学部で、フランスに留学もされていたそうなんですが、私もしていたこともあって、共通点が多いので勝手に嬉しくなってるんですけど(笑)。

― 過去の恋愛経験の中で、言えない秘密を抱えたことはありましたか?
ルンメイ:秘密ですから言えません(笑)。
椿姫:私は恋愛をして秘密という以前に、その人に対して気持ちを持っていることすら秘密という感じだったので。やっぱり男子校出身っていうだけあって、あんまり明るい恋愛をしていないイメージがあるので、ずっと心に秘めたまま5年間とか、そういう感じでしたね。
(不思議そうに話を聞くルンメイに、会場からは笑いが・・・)
ルンメイ:どうしてですか?
椿姫:ええ!? やっぱり引っ込み思案というか・・・告白しちゃいけないかなというのがあってですね・・・
ルンメイ:でも勇気を持って相手に伝えないと、相手にはわかってもらえないですよ。
椿姫:そう、ですよね。すみません、ありがとうございます(笑)。

グイ・ルンメイ― 椿姫さん、その時は相手に勇気を持って伝えたんですか?
椿姫:5年間くらい言えなくて、今までの24年間でその人に一回だけ告白したことがあって。それだけです、基本的には自分からは言えないので。
ルンメイ:こんなに可愛らしい方なんだから、自分から告白すれば絶対たくさんの男性が好きになると思いますよ。
椿姫:がんばります(笑)。ありがとうございます。

― 椿姫さんは、こういった映画を観て女優をやってみたいと思ったりしませんか?
椿姫:共通点が多いので、観ながら一人日本版シャオユーになってました(笑)。すごい可愛らしい演技で、しかもミステリアスで魅力的なので。こうやって、ちょこって顔をやるじゃないですか。こうやって「シッ!」とかやるのを見て、私もちょっとやってみたりして一人勝手シャオユーになってたんですけど、ちょっと憧れちゃいました。

― 最後に、映画の見所、よかったところをお話してください。
椿姫:はじめは『言えない秘密』っていうから、いろいろ想像してたんですね。秘密って言っても流行のあれだろうなって思ってたんですけど・・・ね、たぶんそう思ってた方も多いと思うんですけど、それすらも想像できないような秘密で本当にびっくりしたし、中盤からずっと目を惹きつけて離さない脚本や作りにホント感動して、最後まで私は「え、なんで、なんで?」ってずっと言って興奮してまして。プラス私もピアノが好きで、ショパンとか大好きだったので、音楽にも感動しました。感動しっぱなしの映画だったので、2回、3回ってまた観たい、秘密をわかった上でもう一回観たいって思える映画なので、こういう映画に出会えたことを本当に幸せに思います。
ルンメイ:この映画はラブストーリーですが、他にもいろいろな要素がたくさんあります。サスペンスもあり、ホラー的要素もあり、また、解けない謎のようなものもあったと思います。そして何と言ってもジェイ・チョウの音楽です。彼が全部自分でピアノを弾いています。それからタイの音楽家と一緒に創った音楽です。私も目を閉じてこの映画音楽を聴いているだけでストーリーが浮かんできます。この映画を見終わったあと、皆さん自身の初恋を思い出されるのではないでしょうか。かつて好きだった人を思い出してその思い出に浸っていただきたいと思います。


『言えない秘密』

新宿武蔵野間ほか全国順次公開中

配給:エイベックス・エンタテインメント
出演:ジェイ・チョウ/グイ・ルンメイ/アンソニー・ウォン/アリス・ツォン
監督・脚本・音楽:ジェイ・チョウ

『言えない秘密』公式サイト
http://ienai-himitsu.com/

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